ウィンドウコーティング
車の窓ガラスの汚れは、大気中の汚れと酸性雨によりガラスに付着し、汚れの膜を形成していきます。
汚れがガラス面に固着していくことによってガラスの透明さが減少し、視界が悪くなります。
窓ガラスのコーティングが効いていないとイオンデポジットやウロコが付着しやすく、そのまま放置しておくとクリーニング作業では取れないほどの汚れになってしまいます。
ウィンドウコーティングの施工後は水洗いだけでも簡単に汚れが落とせるようになり、油膜が付着しづらくなります。
ウィンドウコーティングの効果は 環境によって変わってきますが フロントガラスで1年前後となります。
作業工程
工程① マスキング
ガラス表面のホコリ、汚れをしっかり落としたらしっかり乾燥させます。
ガラス周りのゴムや樹脂を守るためにマスキングをしていきます。
ガラス専用のコンパウンドを使用して、ガラス表面を研磨していきます。
工程② 研磨
この工程で表面の古い膜を取り除くのと、ワイパーで付いた傷やウロコも念入りにチェックしながら取り除いていきます。
ガラス表面に水をかけても全く弾かなくなるまで研磨作業を続けていきます。
工程③ 洗浄
①の工程で出た研磨のカス等を丁寧に洗い落としていきます。
工程④ 乾燥
洗浄が終わったら水分を拭き上げて乾燥させていきます。ガラスの隅の方は水分が残りやすいので、細かく確認をしながら進めていきます。
工程⑤ 脱脂
乾燥が確認できたら脱脂作業をしていきます。
脱脂作業には高純度のIPA(イソプロピルアルコール)を使用しています。
このIPAを使用して脱脂する事でガラス表面の細かいくぼみに入り込んでいる汚れや油膜もしっかり取り除き、ガラス表面を完全な無の状態にしていきます。
工程⑥ コーティング塗布
完全な無の状態になったガラスの表面にコーティング剤を塗布していきます。
完全な下地を作ってあげる事でガラス面とコーティング剤がより強固に結びついてくれるので効果がより高まります。
コーティング剤を塗布して規定時間乾燥させ、拭き上げれば施工完了となります。